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凧揚げ合戦
各町の大凧が空でぶつかり、相手の糸を切り合う「糸切り合戦」。遠州の空っ風が舞台を作る。

昼は大凧、夜は御殿屋台。── 初子を祝う、市民の祭り。
ゴールデンウィークの三日間。昼は砂丘で大凧の合戦、夜は豪華な御殿屋台が街を練り歩く。
昼は遠州灘の中田島砂丘、夜は浜松駅周辺の市街地。海と街、二つの舞台がある。
荒々しい凧揚げ合戦と、絢爛な夜の屋台。昼と夜で表情がまるで変わる。見どころは三つ。
各町の大凧が空でぶつかり、相手の糸を切り合う「糸切り合戦」。遠州の空っ風が舞台を作る。
生まれた子の名を入れた凧を揚げ、無事な成長を願う。祭りの原点がここにある。
彫刻と提灯で飾った御殿屋台が、ラッパと太鼓の「練り」とともに街をゆく。
浜松まつりは、170もの町がそれぞれ凧と屋台を担う市民の祭りだ。初子の家を祝い、町ごとに結束する。ラッパを吹き、凧を揚げ、屋台を曳く。浜松の人々の「やらまいか(やってやろう)」の気質が炸裂する三日間だ。