01
山伏の火渡り
法螺貝が鳴り響くなか、山伏が燃え残る炭火の道を素足で渡る。緊張感に満ちた荒行。

燃えさかる炭の上を、素足で渡る。── 山伏の火の修行。
三月の第二日曜。高尾山薬王院の山伏が大護摩を焚き、燃え尽きた後の炭火の上を素足で渡る。修験道の荒行を間近に見られ、一般も渡れる。
ミシュランにも載る人気の山・高尾山の麓が舞台。都心から近い場所で本格的な修験の荒行が見られる。
炎と煙、そして素足の火渡り。都心近くで体験できる本物の修験道だ。見どころは三つ。
法螺貝が鳴り響くなか、山伏が燃え残る炭火の道を素足で渡る。緊張感に満ちた荒行。
巨大な護摩壇に火を放ち、煙と炎で願いを天に届ける。祈りの炎が立ち上る。
山伏に続いて、一般の参拝者も火渡りに挑める。無病息災を願う貴重な体験。
この荒行を担うのは、高尾山薬王院の山伏(修験者)たちだ。火と向き合い、身をもって祈る修験道。観光地として親しまれる高尾山の、もう一つの厳かな顔がここにある。