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山全体の山焼き
約33haの草地に火が放たれ、山がまるごと炎に包まれる。遠くからでも分かる大迫力。

冬の夜、山がまるごと燃える。── 花火と炎の古都の行事。
一月、奈良。花火の打ち上げに続いて、若草山全体に火が放たれる。冬の古都の夜空を、炎が大きく染め上げる。
奈良公園に接する若草山が舞台。市街や東大寺周辺の各所から、燃える山を一望できる。
冬の澄んだ空に、花火と山火の競演。スケールの大きな夜の行事だ。見どころは三つ。
約33haの草地に火が放たれ、山がまるごと炎に包まれる。遠くからでも分かる大迫力。
点火の合図のように上がる花火。冬空に大輪が咲き、山焼きへの期待を高める。
東大寺や奈良の街並みを背に燃える山。歴史の都ならではの荘厳な眺め。
この行事を支えるのは、社寺の関係者や消防、地域の人々だ。安全に火を放ち、見届ける。古都の冬を彩る大きな炎の裏には、それを毎年支える多くの手がある。