阿呆連AHO-REN

踊る阿呆に見る阿呆──その「阿呆」を、名前にした連がある。肩に破れ傘、手に提灯。低く前へ傾いで、暴れるように踊る「阿呆調」の本家。徳島に900を超える連の中で、その名を知られた有名連のひとつ、阿呆連。
- 結成
- 1948年(昭和23)
- 調子
- 阿呆調(本家)
- 連員
- 約140名
- 所属
- 阿波おどり振興協会
阿呆連とは
阿呆連らしさ、三つ
破れ傘
浴衣の右肩に染め抜かれた破れ傘は、結成以来変わらぬシンボル。「阿波の阿の字は阿呆の阿の字」の掛け声とともに、遠目にもこの連だと分かる目印。
阿呆調
ほおかぶりに弓張提灯。低い前傾で手足を豪快に動かす独自の流儀は「暴れ踊り」とも呼ばれる。のんき調・娯茶平調と並ぶ、正調三大主流のひとつ。
陣形──団子と松
隊列が「団子」「松」と呼ばれる形に変わっていく、阿呆連にしかない見せ場。かたちの意味は図解の回でほどく。
歩みと連なり
1948年(昭和23)、娯茶平から独立した25人が結成。「静」の娯茶平に対する「動」の踊りを追求して生まれ、70年を超えて踊り継がれてきた。現在は13代目連長のもと約140人。姉妹連とともに次の踊り手を育てている。
徳島900の連の中で、阿呆連はどこにいるか
徳島には900を超える連があり、その頂点に二つの協会に所属する「有名連」がいる。阿呆連は、阿波おどり振興協会(1955年結成)に所属する15連のひとつ。のんき調・娯茶平調と並ぶ正調三大主流「阿呆調」の本家として、その層の中でも名を知られた存在だ。
阿呆連を、外と中から。
──阿波おどり
外から見れば、ひとつの美しい踊り。中に入れば、一人ひとりの人生。第一部では桟敷から見た阿呆連──集団美とその運行のリアルを。第二部では連をつくる人たちをひとりずつ訪ねて、「連とはなにでできているか」に近づいていく。
連とは、なにでできているか
それぞれの立ち位置に、それぞれの目線がある。連を分解したとき、一体何が見えるのか。
阿呆連の構成──約140人の内訳
- 男踊り
- 女踊り
- 鳴り物──大太鼓・締太鼓・鉦・笛・三味線・竹
インタビューは、この持ち場それぞれから聞いていく。
ひとりずつ、会いに行く

あせらず、りきまず
阿呆連 締太鼓 四十七年の打ち手にきく、続けていく極意
読む
ひとを育て、連の、土地の、文化の未来へ繋ぐ
阿呆連 副連長にきく、次の世代への渡し方
読む
これで、正解なのか
阿呆連 鉦 二十九年の打ち手にきく、いまだ見えぬリズムへの葛藤
読む
一言で言うなら、信頼感
阿呆連 笛 十四年目の吹き手にきく、信頼へ続く道
読む
目立つのは好き、でもスペアになる
阿呆連 男踊り 四年目の踊り手にきく、集団でひとつになること
読む
「何者か分からない」時、越えて
阿呆連 三味線 二十六年の弾き手にきく、緩まない音の育てかた
読む
先頭まで、届かせてこそ
阿呆連 大太鼓 二十四年の打ち手にきく、こだわりの流儀
読む近日公開
公開までもう少し近日公開
公開までもう少し近日公開
公開までもう少し近日公開
公開までもう少し近日公開
公開までもう少し近日公開
公開までもう少し近日公開
公開までもう少し近日公開
公開までもう少し外から見る阿呆連──集団美の世界
団子と松の隊列が一糸乱れず揃う、その裏側。連は1日に演舞場を何往復もし、移動と待機を繰り返しながら本番を走り切っている。2025年、その運行を初日から最終日まで追いかけた。
阿呆連ハードスケジュール編
2025年、公演をフルで追いかけた記録。桟敷と桟敷のあいだにある、観客からは見えない移動と待機のすべて。
近日公開